埼玉県の小鹿野町にある尾ノ内氷柱は秩父を代表する観光名所です。
渓谷全体が凍る景観に魅了される尾ノ内氷柱ですが、自然にできる景観ではありません。地元の方の地域を盛り上げようという気持ちで出来ている事に驚かされます。もちろん人だけで創れる景観ではありません、尾ノ内渓谷の気候とそれを知り尽くす人達の手で出来ています。
この2018年1月7日にオープンする尾ノ内氷柱の準備は2017年8月20日から行われています。約半年間の作業をこの記事でちょっとだけ紹介します。尾ノ内氷柱の出来上がるまでをちょっとだけ見てみませんか?

8月20日 尾ノ内氷柱の準備開始。たくさんの人が集まります。まだ暑い夏の日です。
9月、10月、11月、12月と毎月作業は続いていきます。

長いパイプを沢まで持っていき沢の水を引いてきます。
ワイヤーも使いパイプを通していきます。
沢の水の入り口を作ります。
パイプはこうして沢の下に運びます。重機は入れないのでもちろん人力です。
沢の上にパイプを通します。ここも重機は入れないのでもちろん人力です。

2018年1月3日 尾ノ内渓谷に突然の雪が!これでは自動車がスリップしてしまう!

人が困っている時にヒーローは現れます。
そして塩カルをまき自動車のスリップを阻止してくれました。

この日の気温-5℃、塩カルヒーローありがとう。

今までの積み重ねで、やっとこの看板を出すことができます。

実際にはこの写真は作業の一部分であり、まだまだ写真には写っていない沢山の方の協力があって尾ノ内氷柱はできています。足を運んだ際は少し思い出してみてください!
沢山の人の手と自然が織り成す尾ノ内氷柱を、ぜひ見ていただけたら幸いです。
小鹿野両神観光協会HP http://www.kanko-ogano.jp/archives/2791/